内見対応で、私の心がすり減った話
販売開始から数日。
SUUMOに掲載され、写真も価格も世に出た。
すると、不動産会社の担当者から一本の連絡。
「内見のご希望が入りました」
嬉しい。
はずなのに、なぜか胃がキュッとした。
ここから始まるのが、
**売却活動の中で一番しんどかった「内見対応」**だった。
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内見は「準備8割」と言われるけれど
担当者に言われた言葉。
「内見は、準備が8割です」
頭では分かっていた。
でも、実際にやってみると、その“8割”が重い。
内見が決まるたびに、
私は一気に“緊張モード”に入る。
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事前の室内清掃は、想像以上に神経を使う
普段の掃除とは、まったく別物。
• 床の細かいゴミ
• 巾木のホコリ
• 窓の指紋
• 水回りの水垢
「これくらい、気にしないでしょ」
そう思いたいけど、
自分が買う側だったらどう見るかを考えると、手が止まらない。
特に、水回り。
キッチン、洗面所、トイレ、浴室。
ここは“生活感”が一番出る場所で、
同時に、購入判断に直結する場所でもある。
内見前日は、
無言で磨き続けた。
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匂い対策は、正直一番悩んだ
掃除以上に悩んだのが、匂い。
自分の家の匂いって、
住んでいると分からない。
• 料理の匂い
• 洗剤の匂い
• 家具やカーテンの匂い
「変な匂いしてないかな…」
不安になって、
窓を全開にする。
でも、
冬は寒い。
夏は暑い。
それでも、内見前は必ず換気。
芳香剤も使ったけど、
“やりすぎ感”が出ないように気をつけた。
無臭が一番、
と自分に言い聞かせながら。
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窓を開けて、照明を全部つける理由
内見当日。
• 全ての窓を少し開ける
• 昼でも、照明は全点灯
これは担当者に教えてもらった。
理由は単純。
「明るい家=印象がいい」
自然光+照明。
これだけで、部屋の見え方は全然違う。
実際、
内見者が入ってきた瞬間の表情で、
「あ、今のは良かったな」と分かることもあった。
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内見スケジュール調整は、地味に大変
内見は、
こちらの生活を止める行為でもある。
• 仕事
• 子どもの予定
• 家族の都合
それらを調整しながら、
内見時間を空ける。
土日は集中しがちで、
一日に2件入ることもあった。
正直、
「今日はもう無理…」
と思う日もあった。
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内見中、家にいるか・外出するか問題
これも悩んだ。
• 家にいるべき?
• 外に出るべき?
結論、
私は基本的に外出した。
理由は簡単。
• 売主がいると、内見者が気を使う
• 本音を話しづらい
• ゆっくり見られない
担当者にも、
「不在の方が、印象はいいです」
と言われた。
だから、
近所を散歩したり、
カフェで時間を潰したり。
自分の家なのに、
“戻ってくるまで落ち着かない”
不思議な感覚だった。
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内見が終わるまで、毎回そわそわする
時間になっても、
なかなか帰れない。
「まだかな」
「もう終わったかな」
スマホを見ながら、
無駄に歩く。
内見が終わると、
担当者から連絡が来る。
その通知音に、
毎回ドキッとした。
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フィードバックを聞く瞬間が、一番つらい
内見後、
担当者から内見者の感想が伝えられる。
これが、
一番心にくる。
• 「日当たりは良いですね」
• 「間取りも悪くないです」
ここまでは、まだいい。
でも、続く。
• 「収納が少ないと感じたようです」
• 「駅までの距離が少し気になるそうです」
• 「価格がもう少し下がれば…」
分かっている。
全部、事実。
でも、
自分の家を評価される感覚は、
思っていた以上に堪えた。
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否定された気持ちになるけど、個人攻撃じゃない
最初は、
落ち込んだ。
「そんなにダメかな…」
「やっぱり価格高い?」
でも、
担当者が言ってくれた。
「これは家へのダメ出しではなく、
“その人に合うかどうか”の話です」
その言葉に、
少し救われた。
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フィードバックは、次の戦略材料だった
内見者の声は、
ただの感想じゃない。
• 同じ指摘が続くか
• 一人だけの意見か
• 改善できる点か
それを見ながら、
担当者と対応を話し合った。
• 写真の差し替え
• 掲載文の修正
• 価格見直しのタイミング
感情ではなく、
データとして受け取る。
これができるようになるまで、
少し時間がかかった。
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内見が続くと、家が「自分の場所じゃなくなる」
内見が増えるほど、
家は“誰かに見せる場所”になっていった。
• 常に片付け
• 物を置かない
• 生活を隠す
落ち着かない。
でも同時に、
「この家は、次に行く準備をしている」
そんな感覚もあった。
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内見対応は、売主の覚悟を試される
今、振り返って思う。
内見対応は、
体力よりも精神力を使う。
• 期待して
• 落ち込んで
• また準備して
この繰り返し。
でも、
ここを通らないと、
次には進めない。
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これから内見対応を迎える人へ
もし今、
内見対応が始まって不安なら、
これだけ伝えたい。
• 完璧じゃなくていい
• 全員に刺さらなくていい
• 断られても、家の価値が下がるわけじゃない
内見は、
「選ばれるプロセス」。
そして、
選ばれなかった理由は、
あなたのせいじゃない。
実際の私は、内見前に仮住まいへと引越ししました。
同タイミングで同じ建売の方も売却されました、その方は住みながらの売却で私より2か月ほどかかってしまったようです(価格は我が家より安価)。ですので、住みながら?仮住まい?も検討に入れて頂いてもよいと感じています。それぞれ事情もあると思うので参考までに!!
最後まで読んで頂き有難うございます。
