木. 2月 26th, 2026

内見対応で、私の心がすり減った話


販売開始から数日。
SUUMOに掲載され、写真も価格も世に出た。

すると、不動産会社の担当者から一本の連絡。

「内見のご希望が入りました」

嬉しい。
はずなのに、なぜか胃がキュッとした。

ここから始まるのが、
**売却活動の中で一番しんどかった「内見対応」**だった。

内見は「準備8割」と言われるけれど



担当者に言われた言葉。

「内見は、準備が8割です」

頭では分かっていた。
でも、実際にやってみると、その“8割”が重い。

内見が決まるたびに、
私は一気に“緊張モード”に入る。

事前の室内清掃は、想像以上に神経を使う



普段の掃除とは、まったく別物。
• 床の細かいゴミ
• 巾木のホコリ
• 窓の指紋
• 水回りの水垢

「これくらい、気にしないでしょ」

そう思いたいけど、
自分が買う側だったらどう見るかを考えると、手が止まらない。

特に、水回り。

キッチン、洗面所、トイレ、浴室。

ここは“生活感”が一番出る場所で、
同時に、購入判断に直結する場所でもある。

内見前日は、
無言で磨き続けた。

匂い対策は、正直一番悩んだ


掃除以上に悩んだのが、匂い

自分の家の匂いって、
住んでいると分からない。
• 料理の匂い
• 洗剤の匂い
• 家具やカーテンの匂い

「変な匂いしてないかな…」

不安になって、
窓を全開にする。

でも、
冬は寒い。
夏は暑い。

それでも、内見前は必ず換気。

芳香剤も使ったけど、
“やりすぎ感”が出ないように気をつけた。

無臭が一番、
と自分に言い聞かせながら。

窓を開けて、照明を全部つける理由



内見当日。
• 全ての窓を少し開ける
• 昼でも、照明は全点灯

これは担当者に教えてもらった。

理由は単純。

「明るい家=印象がいい」

自然光+照明。
これだけで、部屋の見え方は全然違う。

実際、
内見者が入ってきた瞬間の表情で、
「あ、今のは良かったな」と分かることもあった。

内見スケジュール調整は、地味に大変


内見は、
こちらの生活を止める行為でもある。
• 仕事
• 子どもの予定
• 家族の都合

それらを調整しながら、
内見時間を空ける。

土日は集中しがちで、
一日に2件入ることもあった。

正直、
「今日はもう無理…」
と思う日もあった。

内見中、家にいるか・外出するか問題



これも悩んだ。
• 家にいるべき?
• 外に出るべき?

結論、
私は基本的に外出した。

理由は簡単。
• 売主がいると、内見者が気を使う
• 本音を話しづらい
• ゆっくり見られない

担当者にも、

「不在の方が、印象はいいです」

と言われた。

だから、
近所を散歩したり、
カフェで時間を潰したり。

自分の家なのに、
“戻ってくるまで落ち着かない”
不思議な感覚だった。

内見が終わるまで、毎回そわそわする



時間になっても、
なかなか帰れない。

「まだかな」
「もう終わったかな」

スマホを見ながら、
無駄に歩く。

内見が終わると、
担当者から連絡が来る。

その通知音に、
毎回ドキッとした。

フィードバックを聞く瞬間が、一番つらい



内見後、
担当者から内見者の感想が伝えられる。

これが、
一番心にくる。
• 「日当たりは良いですね」
• 「間取りも悪くないです」

ここまでは、まだいい。

でも、続く。
• 「収納が少ないと感じたようです」
• 「駅までの距離が少し気になるそうです」
• 「価格がもう少し下がれば…」

分かっている。
全部、事実。

でも、
自分の家を評価される感覚は、
思っていた以上に堪えた。

否定された気持ちになるけど、個人攻撃じゃない



最初は、
落ち込んだ。

「そんなにダメかな…」
「やっぱり価格高い?」

でも、
担当者が言ってくれた。

「これは家へのダメ出しではなく、
“その人に合うかどうか”の話です」


その言葉に、
少し救われた。

フィードバックは、次の戦略材料だった



内見者の声は、
ただの感想じゃない。
• 同じ指摘が続くか
• 一人だけの意見か
• 改善できる点か

それを見ながら、
担当者と対応を話し合った。
• 写真の差し替え
• 掲載文の修正
• 価格見直しのタイミング

感情ではなく、
データとして受け取る

これができるようになるまで、
少し時間がかかった。

内見が続くと、家が「自分の場所じゃなくなる」



内見が増えるほど、
家は“誰かに見せる場所”になっていった。
• 常に片付け
• 物を置かない
• 生活を隠す

落ち着かない。

でも同時に、
「この家は、次に行く準備をしている」
そんな感覚もあった。

内見対応は、売主の覚悟を試される



今、振り返って思う。

内見対応は、
体力よりも精神力を使う。
• 期待して
• 落ち込んで
• また準備して

この繰り返し。

でも、
ここを通らないと、
次には進めない。

これから内見対応を迎える人へ



もし今、
内見対応が始まって不安なら、
これだけ伝えたい。
• 完璧じゃなくていい
• 全員に刺さらなくていい
• 断られても、家の価値が下がるわけじゃない

内見は、
「選ばれるプロセス」。

そして、
選ばれなかった理由は、
あなたのせいじゃない。

実際の私は、内見前に仮住まいへと引越ししました。

同タイミングで同じ建売の方も売却されました、その方は住みながらの売却で私より2か月ほどかかってしまったようです(価格は我が家より安価)。ですので、住みながら?仮住まい?も検討に入れて頂いてもよいと感じています。それぞれ事情もあると思うので参考までに!!

最後まで読んで頂き有難うございます。

投稿者 Osozaki-mama

20代での結婚が正解と思っていた私。仕事に生き、城を築き、40歳目前で運命が動く。今は育児とキャリアの戦場で、全部手に入れると決めていきる!育児、家事、仕事に子供のお受験や大好きな旅行など、ちょっと良かった決断や失敗談まで掲載させて頂きます!

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