木. 2月 26th, 2026

完成・引き渡しから「本当の暮らし」が始まるまで

ついに、完成の日が来た。

何度も現場に通い、
骨組みから見てきた家。

その家が、
“商品”としてではなく、
“私たちの所有物”として渡される日。

嬉しいはずなのに、
なぜか少しだけ緊張していた。


内覧会は、感動よりも「チェックモード」

完成後の内覧会。

正直、もっと感動すると思っていた。

でも実際は——

ひたすらチェック。

  • クロスの傷
  • 床の凹み
  • 建具のズレ
  • コーキングの隙間

「ここ、少し浮いていませんか?」
「この角、気になります」

嬉しいより先に、
冷静な目になる。

なぜなら、
ここで遠慮すると後悔するから。

担当さんも言ってくれた。

「気になることは全部言ってください」

この時間は、
遠慮しない勇気が必要だった。


手直し確認で、本当に“完成”を実感する

後日、手直し確認。

指摘した箇所がきちんと直っているか。

その一つ一つを確認しながら、

「ああ、もうすぐここに住むんだ」

と実感が湧いた。

完璧な家なんてない。

でも、
“納得できる状態”にすることはできる。

それが、この工程だった。


住宅ローン実行——現実が動く瞬間

引き渡し直前、
住宅ローンが実行された。

一瞬で動く大きな金額。

通帳の数字を見て、
現実を突きつけられる。

「本当に借りたんだ」

でも同時に、

「これで、ここは本当に私たちの家だ」

責任と覚悟。

家を持つということは、
毎月の支払いも含めての選択。

でも不思議と、
後悔はなかった。


鍵を受け取るということ

鍵の受け渡し。

小さなセレモニーのような時間。

新品の鍵を受け取った瞬間、
なぜか少しだけ寂しかった。

長かった家づくりが、
一区切りついてしまう感覚。

でも同時に、
「ここからが本番だ」とも思った。


住民票移動は、一気に現実

感傷に浸る暇もなく、
住民票の移動。

役所で番号札を取り、
書類を書く。

家づくりって、
夢だけじゃない。

こういう地味な手続きの積み重ね。

でも住所を書きながら、
少し誇らしかった。


引っ越しは、想像以上に消耗する

そして、引っ越し。

荷造りは計画的にやったつもりだった。

でも当日は、
とにかくバタバタ。

段ボールの山。

「これ、どこだっけ?」

新居に荷物が入った瞬間、
一気に“生活感”が出る。

あんなに整っていた空間が、
一瞬で現実に変わる。

少し笑ってしまった。


入居後、本当のスタート

家は完成した。

でも、
ここからが本当の始まり。


登記——家が法律上“私たちのもの”になる

表題登記、保存登記。

専門用語ばかりで最初は混乱した。

でも、
これを終えて初めて、
法的に「自分の家」になる。

司法書士さんとのやり取り。

印鑑を押しながら、

「これで本当に、所有者か」

と、じわじわ実感。


固定資産税の現実

数ヶ月後、固定資産税の通知。

家を持つということは、
税金と付き合うこと。

額を見て、一瞬止まる。

でも、
これも維持の一部。

「家を守るコスト」

そう考えるようにした。


保証書・取扱説明書の整理は超重要

想像以上に多い、
保証書と説明書。

  • 給湯器
  • 換気システム
  • キッチン
  • トイレ

最初は箱にまとめていた。

でもそれだと、
絶対に探せなくなる。

ファイルにまとめ、
データ化もした。

これは本当におすすめ。

後で必ず助かる。


外構は、あえて後回しにした

予算の関係で、
外構は一部後回しにした。

最初は少し寂しい見た目。

でも住んでみると、

「焦らなくてよかった」

と感じた。

実際の生活をしてからの方が、
必要な形が見える。

家づくりは、
全部一気に完成させなくていい。


アフターサービスのスケジュール管理

半年点検、1年点検。

案内は来るけれど、
自分でも記録しておくことが大事。

気になるところはメモ。

小さなきしみ音、
クロスの隙間。

住んでみないと分からないことは、
必ず出てくる。

でも、
それは欠陥ではない。

「家が馴染んでいる証拠」

そう思うようにしている。


住んで分かったこと

家は、完成がゴールじゃない。

住み始めてからが、本番。

  • 朝の光の入り方
  • 夜の静けさ
  • キッチンに立つ自分の視線

全てが、
少しずつ日常になる。

最初の数日は、
どこかよそよそしかった家。

でも今は、
ちゃんと“帰る場所”になった。


あの日の自分に言いたいこと

不安も、迷いも、正解だった。

ローンの不安も、
地盤改良の追加費用も、
色決めの迷走も。

全部通って、
今がある。

家は、
完璧じゃない。

でも、
自分たちで選んだ家は、
ちゃんと愛着が湧く。


これで、
家づくりの一連の流れは終わり。

でも暮らしは、これから何十年も続く。

次に書くとしたら、

「住んで3ヶ月で気づいたリアルな後悔ポイント」
「やってよかった設備ランキング」
「正直いらなかったオプション」

そのあたりかもしれない。

家づくりは一度きりかもしれない。

でも、
暮らしは毎日続く。

その毎日を、
少しでも心地よくするために。

この記録が、
これから建てる誰かの参考になれば嬉しいです。

投稿者 Osozaki-mama

20代での結婚が正解と思っていた私。仕事に生き、城を築き、40歳目前で運命が動く。今は育児とキャリアの戦場で、全部手に入れると決めていきる!育児、家事、仕事に子供のお受験や大好きな旅行など、ちょっと良かった決断や失敗談まで掲載させて頂きます!

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