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「ママ、いつもご飯作ってくれてありがとう。弁当もごはんもいつも美味しいよ」
その一言で、涙が止まらなかった。言葉にならない感情が溢れて、泣いている私を息子が抱きしめてくれた瞬間、胸がいっぱいになった。
■ 好き嫌いMAXな息子との日常
うちの息子は、食事もおやつもチャレンジが大嫌い。
唐揚げは大好き。でも条件付き。「いつものお店」か「私が作った成功バージョンのみ」。
ご飯は白ご飯オンリー。おやつもスーパーで買う6種類だけ。アイスはもっぱらパルムチョコ一択。

そんな彼にも少しずつ変化があった。2025年は食べられるものが増えたのだ。
豚汁、いちご、マスカット…。この成長は本当に嬉しかった。
■ 年明けから続く不調と疑念
年明けから、熱が出る日があり学校を休むことも。食欲がない日も続いた。
でも、元気に遊んで大声を出しているから「仮病?」と思いたくなる自分もいた。
さらに、唐揚げのように一択だったパン=「山崎ミニクロワッサン」にも「このパン好きじゃない」と言い出した。
「手作りベーコン嫌い」「このバナナ美味しくない」と朝から連発。
私もつい「じゃあ自分で作ってください!」と言い逃げしてしまった。

■ 3連休最終日の事件
ムシャクシャする気持ちを抱えたまま、3連休最終日に遊園地へ。
車で30分。私は携帯、夫は運転、息子はYouTube。
その時、事件発生。「おえっーーーー、おえっーーーー」嘔吐開始。
朝食と牛乳が車の後部座席に…。半年しか経っていない車が悲劇の現場に。
コンビニでウェットティッシュとゴミ袋を買って処理。私の上着とバッグ、息子のブランケットも残念な結果に。
「また気分悪いかもって思ったら、お腹痛いって言ってね」と声をかけながら遊園地へ。
私の羽織は風と共に臭いを放ち、テンションは下がりっぱなし。
でも息子はジェットコースターに2回乗って楽しそう。昼食もラーメン少し+好きなおやつで満たされた様子。
■ 帰り道、再び嘔吐
帰り道、今度は私が運転。夫は携帯、息子はYouTube。
道半ばで「お腹痛い」。夫がゴミ袋を持って待機。「おえっーーーー、おえっーーーー」再び嘔吐。
何が悪かったのか…時間を巻き戻したくなる。
夜ご飯も食べず、翌朝も食べず。「お腹痛い」と言いながら元気に遊ぶ息子。
私は「食べたくないから嘘ついてる?」とイライラモード。
■ そして、あの一言
昼食の時間、学校に行く予定だったから作ったお弁当を出すと、匂いを嗅いで「今日は好きなハンバーグ入ってる!」と嬉しそうに準備。
そしてその瞬間…
「ママ、いつもご飯作ってくれてありがとう。弁当もごはんもいつも美味しいよ」
イライラも嘔吐事件も全部吹き飛ぶ瞬間。
4歳の時にはなかったこのコミュニケーション。いろんな意味で成長してるんだなって実感。
今日もたくさん抱きしめました。
■ 親として思うこと
子どもの好き嫌いは、親にとって試練。でも、こうして少しずつ変化していく姿を見ると、努力は無駄じゃない。
「ありがとう」の一言で、すべてが報われる瞬間がある。
これからも、泣いたり笑ったりしながら、親子で成長していこうと思う。
