1. 午前中は“やること消化”、午後は“体力勝負”の二部制
土曜日。
私はいつも通り、午前中に買い物と車のメンテナンスをサクッと消化。午後にエネルギーを残しておきたい…はずなのに、午前の段取りで既に30%は削られているのがアラフィフの現実です。
でっかい旦那様は「ごゆるりタイム」。我が家の平和のためにも、ここは触れない(重要)。
午後からは息子(5歳)と二人でお出かけ。最近、我が家のテーマは**「体力を消耗してくれる場所に行く」**。
なぜなら、アラフィフ × 5歳男子は、もはや毎回がフルマラソン。全力ダッシュ3本で心拍数はメーター振り切れるし、帰宅後に洗濯・食事・お風呂…と続く“家事タイムトライアル”が控えている。
そう、体力は有限。 でも、息子のエネルギーは無限。
このアンバランスを手なずける術を、毎週末、私は模索している。
2. 初めましての公園、でっかい滑り台。そして「仕事行ってきま~す」
家から車で30分。遊具の多い遊園地併設の公園に到着。私も初めての場所。
まず目に入るのは、大きな滑り台。息子の目もキラキラに。
到着するなり、息子は
「滑り台行ってくる~!」
と走っていく。私は滑り台のゴールで待機。
…が、降りてきたのは滑り台横の階段から。
「ただいま~!仕事から帰ってきたよ!」
満面の笑みで報告する5歳男子。
え、何その設定。お仕事ごっこ…?
どうやら、心の準備に少し時間がいるらしい。
「仕事に行ってきま~す!」と言って、また階段を上っていく。
私は「いってらっしゃーい!」と笑顔で見送る。
…そして、また階段から「ただいま~!」。
これを約10回。
滑り台には、結局、一度も行けなかった。
でも、私は思うのです。
“行けない勇気”も、立派な挑戦の一歩だと。
初めての場所、初めての高さ。
怖さとワクワクが混ざった、この“足踏み時間”。
これを丁寧に味わい、**「また来よう」**で終わらせたこと。
親として、それでよかった気がしています。
3. 集団の輪に入りたいのに…もじもじモード発動
次の遊びを求めて広場へ。そこでは、知らない子どもたちが鬼ごっこの真っ最中。
息子、明らかに参加したそう。だけど…指を口にくわえてモジモジ、目線は上目づかいでこちらをチラッ。
わかる。すごくわかる。
一人っ子で、初対面の集団に入るのは、5歳には高いハードル。
私は背中をそっと押す。ルールを一緒に確認して、
「入れてください、って言ってみよっか」。
一緒にタイミングを見計らって声をかけると、あっさり受け入れてもらえた。
走り出す息子。笑顔。
その姿を見て、私の胸にもじわっと温かいものが広がる。
よかった。今日も一歩、進めたね。
4. そして、地獄の“鬼役”に指名される
事件はここから。
8歳くらいの男の子が、私のところへトコトコやって来て真顔で言うのです。
「鬼やってくれませんか?」
え、私? 今? この年齢で? この膝で?
頭の中を(やめてくれ、私の膝は平成初期)と焦りがよぎる。
でも…Noって言える?
子どもが勇気を出して声をかけてくれたこの瞬間に?
私は「すごく遅いけど、いい?」と返して、しぶしぶ参戦。
ここからが本題。
8歳男子2人、5歳男子(うちの子)、4歳女子の計4人。
私は彼らのバランスを見ながら、必死で追いかける。
…しかし!
8歳、速い。とにかく速い。
私の猪突猛進は、無意味。
手が、届かない。あと一歩が、届かない。
私はゼェゼェと息を切らし、コートを脱ぎ、冬空の下で汗だく。
途中、4歳女子や息子に手が届く瞬間もあったけれど、
捕まえたら元気がしぼむのが見えて、すんでのところで逃がしてしまう。
(“大人のやさしさ”という名の、自分への休憩ペース配分でもあり)
最終的に私は、物陰に隠れて機をうかがう作戦に切り替え、
ついに——20分後、8歳男子の一人を“タッチ”。
勝利の瞬間。
…しかし、足はプルプル。
冬だというのに、私はコートを脱ぎたい。
まともに話せない。しばらくしゃがみ込む。
これが、今日の“クライマックス”でした。

5. 体力の壁と、母としての気持ちの壁
鬼ごっこ20分の後、私はふと思ったのです。
この数週間、毎回同じ壁にぶつかっていないか、と。
- 5歳の「挑戦したい」気持ちが育ってきた。
- でもまだ“怖さ”と“社会的な距離感”の調整が必要。
- そしてそこに、私の体力という現実的な壁。
52回ある週末、私は息子を毎回満足させられるだろうか。
そんな問いが、湯船の中で、動かないふくらはぎを揉みながら浮かんでくる。
答えのない問い。
だけど、今日の一日を振り返ってみると、
“満足させる”ことと“満たす”ことは、少し違う気がしてくるのです。
6. 今日の「良かった」を拾い集める
- 滑り台に行けなかったこと
→「怖い」と向き合っただけで、今日は合格。次回に続く物語ができた。 - 鬼ごっこに入れたこと
→もじもじしながらも、一歩踏み出せた。人に入れてもらう勇気、ちゃんと出せた。 - ママは鬼役を“やりきった”こと
→8歳の全力と付き合った。私、よくやった。倒れないでえらい。 - 20分後のタッチ
→小さな達成感、ちゃんと手に入れた。息子も「ママ速かったね」と言ってくれた(事実ではないが、その言葉がご褒美)。
こうして並べてみると、勝てない一日ではなかった。
むしろ、**次へ繋がる“未完成の一日”**だ。
7. 40代ママとしての“正直な宣言”
私は、毎週全力はできない。
筋肉も回復しないし、夜は眠いし、翌日の家事も待ってる。
だからこれからは、意識して“省エネ週末”を織り交ぜることにする。
たとえばこんなローテーション。
- 省エネ週:小さめの公園+私は“ベンチ係”。息子は砂場&シャボン玉。
- ミドル週:遊具多めの公園。私は“写真と応援”。おにぎり持参。
- チャレンジ週:大きな滑り台、公園の新規開拓、鬼ごっこ(ただし時間制限20分)。
全部を最大出力にしない。
“息子の満足”と“私の回復”のバランスを、長距離走として設計する。
これが、アラフィフ母のサバイバル戦略。
8. 先輩ママに、心から聞きたいこと
ここからは、ぜひ先輩ママの知恵をお借りしたいです。コメント欄で教えてください!
- 挑戦が怖いときの“背中の押し方”
大きい滑り台のように、怖さが勝つ時。
「もう一回行ってみよう」以外に、効いた声かけってありますか? - 集団遊びへの入り方
初対面の輪に入るとき、モジモジ期を抜けるコツや、
「この一言でうまくいく」という魔法のフレーズがあれば知りたいです。 - 親の体力の守り方
アラフィフで膝や腰のケア、しておいてよかったもの、ありますか?
サポーター、靴、ストレッチ、サプリ…リアルに教えてください。 - 週末52回の考え方
「全部楽しくしなくていい」と頭ではわかっていても、つい焦る時があります。
先輩方はメンタルの整え方、どんなふうにしていましたか?
9. それでも、また行こうと思える理由
「今日は滑れなかった」
「鬼ごっこでヘトヘトになった」
「帰りの車で静かだったのは、私が無口だったから」
そんな日でも不思議と、また来ようと思える。
それはきっと、息子が**“仕事ごっこ”で自分を励ましていた**姿が忘れられないから。
階段を上って、降りてきて、また上って。
挑戦の準備運動を、彼は彼なりにしていたのだと思う。
私はその時間に付き合えた。
それで、今日は十分だ。
最後に
同じく40代のママへ。
「今日もよくやったね」と、まずは自分に言いましょう。
そして先輩ママ、どうか知恵を分けてください。
“省エネでも続く週末”のつくり方、一緒にアップデートしていけたら嬉しいです。
コメント、心からお待ちしています。
映画を見ながら、このチョコとジャスミン茶でしばし一人タイム。
甘いチョコは今日の私を存分に褒めてくれている。
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